ナイロビより

生態学講座の皆様,お元気ですか.
 ナイロビに着いて6日がたちました.自動車の受け取りやビザの手続きで慌ただしく過ごしましたが,ようやく一段落しました.ナイロビは今,雨期の始まりだそうですが,雨が降ったのはまだ1日だけです.乾燥しており,洗濯物が良く乾きます.朝晩は少し冷え込むくらいの気温で,大変快適です.今回派遣されたのは国際昆虫生理生態学研究センター(ICIPE)という場所で,ナイロビのタウンから車で15分くらいの郊外にあります.世界銀行やヨーロッパ各国の出資によって運営されている研究所であり,部長クラスの人はヨーロッパ人やインド系の人が多いようです.日本からは国際農林水産業研究センター(JIRCAS)がオフィスを持っていて,事務手続きをずいぶん助けてもらいました.月曜日にはオリエンテーション・プログラムというのをやり,各研究部門のボスや昆虫飼育棟の挨拶回りをしました.昆虫飼育舎では「サバクワタリバッタ」を初めて見る事ができました.残念ながら(?)ケニアで大�生を見る事はできないのだそうです.
 夕飯の時間がやってきたので今日はこの辺でおわりにします.こっちの飯は,鶏肉とジャガイモが最高です.牛は脂肪分がぜんぜんありませんがなかなかです.ベーコンは固いですが,好みです.
 明日はナイロビを離れ,約400km離れた「Mbita(ビタ)」にある試験場に向かいます.
それでは.